こんにちは。生活支援員の倉島です。
コンフィデンスでは、健康に関する支援として、ゆうこう訪問看護ステーション様のご協力の元、利用者の健康チェックを定期的に行っています。
通常はバイタルチェック、気分の確認、健康相談などの対応ですが、今回は支援員、利用者の感染症予防対策の知識を高める為に手洗い・うがい・消毒などの方法について講座でレクチャーをして頂きました。国内だけでなく、世界各国で感染症に対する意識が高まっている中で、手洗い等のお話を聞けたことはとても有意義に感じられました。
今回は支援員としてレクチャーを受けた感想をお伝えしたいと思います。
手洗い
ポイント
1、流水でよく手をぬらした後、石けんをつけ、手のひらをよくこする。
2、手の甲をのばすようにこする。
3、指先・爪の間を念入りにこする。
4、指の間を洗う。
5、親指と手のひらをねじり洗いする。
6、手首も忘れずに洗う。
7、石けんで洗い終わったら、十分に水で流し清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取って乾かす。
感想
説明を聞いて、私自身、特に指と指の間をしっかり洗えてないことに気づきました。
看護師の方は仕事上、手洗いのチェックをされる機会もあるとのこと。
医療の現場としては当然必要なことであるのは簡単に想像できますが、手洗いを丁寧に行わなければならない仕事は他にもたくさんありますし、職業訓練の一環として正しい手洗いの方法を勉強しておく、訓練することはとても大切であることを感じました。
うがい
ポイント
1、ブクブクうがいをする
口の中に水を含み、正面を向いて、口を閉じ、口のみブクブクとゆすぎます。
これにより、口の中のチリやホコリ、ウイルスや細菌、食べかすなどを対外に排出します。
1回10~15秒ぐらいで、1~2回は行いましょう。
2、ガラガラうがいをする
口の中に水を含み、上を向いて、口を開き、ガラガラと息を吐きながらうがいをします。
実際に「ガラガラ」や「オー」や「アー」と言いながら行ってもよいですが、言うつもりで行ったほうが、より粘膜や繊毛がきれいになります。
これにより、喉の奥、粘膜や繊毛についているチリやホコリ、ウイルスや細菌を対外に排出します。
1回10~15秒ぐらい、2~3回は行いましょう。
ブクブク→ガラガラの順番で行うと効果的。
感想
ガラガラとうがいをする前に、ブクブクうがいをすることがポイントだと教えて頂きました。
理由はブクブクせずにうがいをしたら口の中のホコリやそのまま喉の奥に流れてしまうからとのこと。目からウロコでした。
マスク
ポイント
1、マスクの上下を確認する。
鼻まわり用の針がね(ノースピース)がついているほうが上です。
2、マスクの表裏を確認する。
マスクの折り目(プリーツ)が下向きになっているのが表(外側)です。
3、ゴムひもで耳にしっかり固定する。
4、鼻の形に合わせる。
針がね(ノースピース)を鼻の形に合わせて曲げてフィットさせます。すき間が無いようにしましょう。
5、アゴまでカバーする。
折り目(プリーツ)を広げ、アゴまで覆います。
※広げすぎないように。頬まわりにすき間ができない程度にマスクを伸ばします。
感想
マスクの上下、裏表の見分け方などについて教えて頂きました。
正直私は紐の付き方だけで判断していたのですが、折り目(プリーツ)が下向きになること、販売しているマスクによっても表・裏異なる場合があることなどについてお話頂きました。
日々マスクや手洗いについてメディアで頻繁に取り上げられる話題だと思いますが、プリーツのことなど見落としていた情報なので、今回より詳しく知ることができてとても良かったと思いました。
今後も様々なテーマで看護師の方に講座を行っていただく予定ですので、またブログでご報告したいと思います。