真夏の夜の夢

どうしてこんなところに来たんだろう。不思議で仕方がない。
普段まったくお酒を飲まない私が、気づいたら知らない大学の学生寮で二日酔いで寝ているのです。

周りを見回すと、雑誌やら衣類やら散らかっている部屋に布団も敷かず、仕事している格好のままで床に横になっているのです。財布もスマホもパスモも見当たりません。財布の中には現金、クレジットカード、キャッシュカード、免許書等々大切なものが入っています。

誰もいない部屋に誰かが入って来ようとしています。まずい部屋の住人なのか。どうしよう。これはほんとにまずいどうしよう。家族にどう説明しようと思ったら、目が覚めました。

時計を見たら夜中の3時、熱帯夜で寝苦しい夜、ただでさえ汗かきなのに普段以上に大汗をかいてしまった、真夏の夜の夢でした。

福島

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